インビザライン
矯正歯科の期間や長くかかる理由を解説!短期間の治療法や早く終わらせる方法も紹介
「矯正治療は長くかかるけれど、短くする方法はないの?」
「短期間で終わる矯正方法は?」
矯正期間が長くかかることに不安を感じて、矯正治療に踏み切れない方がいらっしゃいます。
また、「結婚式までに矯正したい」「〇歳までに治したい」などのご希望がある方もいらっしゃるでしょう。
矯正治療では、ゆっくりと持続的な力をかけることで安全に歯を動かすので、無理に急いで歯を動かすことは難しいです。
しかし、部分矯正を選択したり、治療中のトラブルが少ないとされる「インビザライン」を採用したりすることで、矯正期間や通院頻度を短縮できる場合があります。
今回は、矯正治療にかかる期間、矯正装置の種類による期間の違い、矯正治療を早く終わらせるポイントについて解説します。
Contents
矯正歯科でかかる期間
歯の矯正治療には、3~4年程度の期間がかかります。
上記の期間は、矯正装置を使用して歯を動かす「矯正期間」と動かした歯を保定する「保定期間」を合わせた期間です。
以下で、矯正期間と保定期間について解説します。
矯正期間:矯正装置を付ける期間
矯正期間とは、矯正装置を付けて歯を動かす期間のことです。
矯正治療には「部分矯正」と「全体矯正」の2種類があります。
前歯のみや特定の歯のみを動かす「部分矯正」の場合は数ヵ月~1年程度、歯列全体と噛み合わせも治療する「全体矯正」の場合は1~3年程度かかります。
ただし、この期間はあくまでも目安です。
矯正期間は、個々の歯並びや目指す歯並び、年齢、使用する矯正装置などによって異なるため、実際にどれくらいの期間がかかるかは歯科医師に相談しましょう。
当院では、随時「無料矯正相談」を行っておりますので、矯正治療にかかる具体的な期間について知りたい方はぜひ一度ご相談ください。
治療費 | デンタルローンを利用した場合 | |
ワイヤー矯正(表側) | 770,000円(税込)~990,000円(税込) | 4,991円(税込)/月〜 ※ボーナス払(20回)ボーナス月加算16,224円(税込)/月※120回分割 |
インビザライン部分矯正 | 片顎:330,000円(税込)~ | 3,294円(税込)/月〜 ※120回払い、ボーナス払いなし |
インビザライン全体矯正 | 770,000円(税込)~990,000円(税込) | 4,991円(税込)/月〜 ※ボーナス払(20回)ボーナス月加算16,224円(税込)/月※120回分割 |
※2024年8月時点での料金です。変更になる場合もあるため、詳しくはお問い合わせください。
インビザラインとワイヤー矯正のどちらが治療期間が短いの?
インビザラインは1日22時間以上マウスピースを付ける必要があり、ワイヤー矯正は一度ワイヤーを装着したら24時間、365日付けっぱなしです。
「付けっぱなしのワイヤー矯正の方が歯が早く動くのでは?」と思う方もいらっしゃいますが、当院の場合、ワイヤー矯正とインビザラインの治療期間はほとんど同じ、又はインビザラインの方が少し早い印象です。
インビザラインは治療中のトラブルが少ない
インビザラインの方が治療期間が短い理由の一つに、トラブルが少ない点が挙げられます。
ワイヤー矯正でよく起こるトラブルが、装置が外れてしまったというもの。
すぐにかかりつけの矯正歯科に行ければいいですが、予約の兼ね合いなどでしばらく行けない場合もあります。
ワイヤーを外した状態でしばらく過ごした場合、せっかく動かした歯の位置が戻ってしまい、治療のやり直しなどで矯正期間が延びていってしまうのです。
インビザラインは通院回数が少ない
ワイヤー矯正は、歯の移動のチェックや装置の調整を行うため、1ヶ月に1回程度の通院が必要です。
一方で、インビザラインは、特に問題がなければ1〜3ヶ月に1回程度です。
忙しい方でも、これくらい通院期間があけば通いやすいのではないでしょうか?
当院には、「2ヶ月に1回程度の状況なら問題ない」と遠方から通われる患者さんもいらっしゃいます。
インビザラインはむし歯になりにくい
インビザラインは装置を取り外した状態で歯磨きができますが、ワイヤー矯正は装置を付けたまま歯磨きをしなければなりません。
そのため、どうしてもむし歯になりやすくなり、矯正治療に加えてむし歯の治療もしなければならなくなることもあります。
保定期間:保定装置を付ける期間
保定期間とは、矯正治療でキレイに並んだ歯をキープするために、保定装置(リテーナー)を装着して安定させる期間です。
矯正治療が終わって理想的な歯並びになっても、それで終わりではありません。
矯正期間終了後に何もせずに放置すると、動かした歯が元に戻ろうとする「後戻り」がほぼ確実に起こります。
後戻りを防ぐためには、リテーナーを決められた時間しっかり装着する必要があります。
当院では、最初の3ヶ月間は食事や歯磨き以外の24時間は全て装着していただき、それ以降は2~3年の間、就寝時のみなど時間を短縮していきます。(保定期間は、一般的に矯正期間と同じぐらいかその2倍の期間が必要です)
診察は、経過の良い方で3ヶ月〜6ヶ月に一回程度、それ以外の方で1〜2ヶ月に一回程度を推奨しております。
調整料 | 5,500円(税込) |
追加アライナー | 9,900円(税込) |
ビベラリテーナー(片顎) | 33,000円(税込) |
ビベラリテーナー(両顎) | 44,000円(税込) |
※2024年8月時点での料金です。変更になる場合もあるため、詳しくはお問い合わせください。
矯正治療が長くかかる理由
歯並びや噛み合わせを整えるのに2~3年かかると言われると、「そんなに長いの?」と驚かれる方も少なくありません。
しかし、歯はゆるやかな力を持続的にかけることでゆっくり動かす必要があります。
歯が動くスピードは月に1mm程度なため、矯正期間が長くなってしまうのは仕方ありません。
「ゆるやかな力を持続的に力をかけるのではなく、強い力を一気にかけたら早く歯が動くのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、歯ぐきが下がったり、歯ぐきや神経が破壊されてしまったりするリスクがあるため、歯を無理やり早く動かすことはできません。
歯を動かす際の痛みをできるだけ抑えつつ、歯にダメージを与えずに移動させるには、少しずつゆるやかな力をかけていく必要があるのです。
オルソパルス(加速矯正治療)を採用することで、治療期間の全工程を大きく短縮することが可能
オルソパルス(加速矯正治療)を採用することで、矯正治療の全工程を大きく短縮することが可能です。
オルソパルスとは、⻭の移動期間を短縮するための医療⽤機器です。
1日10分ご自宅で治療する(お口の中に近赤外線をあてる)だけで、ミトコンドリアに作用を起こし、細胞を活性化させ、歯の移動速度を上げることが可能です。
骨や軟組織を再形成したり、痛みを和らげたりする効果も期待できます。
オルソパルス | 220,000円(税込) |
※2024年8月時点での料金です。変更になる場合もあるため、詳しくはお問い合わせください。
矯正治療が早く終わる人の特徴
矯正治療が早く終わる人の特徴は以下の4つです。
- 部分矯正で対応できる人
- むし歯や歯周病がない人
- 年齢が若い人
- 装着時間やケアを守れる人
部分矯正で対応できる人
部分矯正とは、前歯のみを対象にした矯正治療で、矯正期間は数ヶ月~1年程度と短いです。
ただし、全ての方に適用できるものではなく、噛み合わせ治療の必要がない軽度な症例にのみ対応できます。
全体矯正よりも安く早く仕上がるのは魅力ですが、歯並びの状態によっては選択できないことを知っておいてください。
当院では、インビザラインを使った部分矯正を行っておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
むし歯や歯周病がない人
すぐにでもワイヤー矯正やインビザラインをしたいと思っても、むし歯や歯周病がある場合は治療を優先させます。
矯正治療をしながらむし歯の治療をすると、詰め物などで歯の形が変わってしまった場合、矯正装置を作り直さなければならないからです。
また、矯正治療中にむし歯や歯周病になると、矯正治療を一旦ストップしてむし歯や歯周病の治療をする必要があります。
そのため、矯正治療をする方は歯みがきやクリーニングなどのメンテナンスをしっかりとおこない、矯正期間が長くなることを防ぎましょう。
年齢が若い人
矯正治療に年齢制限はありませんが、年齢が若い方が歯周組織の新陳代謝が活発なため、歯が動きやすく、矯正期間が短くなる傾向にあります。
さらに、成長期のお子さんのうちであれば、顎骨の成長を利用して矯正治療を行うことも可能です。
とはいえ、矯正治療は早く始めればいいというものではなく、ご本人の意思も大切です。
ご両親などに勧められて矯正治療を始めた人よりも、ご自身の意思で始められた人の方が毎日のケアにも積極的に取り組み、理想的な歯並びを手に入れているケースが多いように思います。
矯正治療の適切なタイミングを見極めるのは難しいため、まずは歯医者で相談してみることをおすすめします。
装着時間やケアを守れる人
ワイヤー矯正の場合はご自身で装置を取り外すことはできませんが、インビザラインは取り外すことが可能です。
いつも通りに食事や歯みがきができる反面、1日の装着時間22時間を守らなければなりません。
外している時間が長いと歯が計画通りに動かず、治療期間が延びる可能性もあります。
まとめ
矯正の治療は、歯を安全に動かす必要があるため、全体矯正の場合は1~3年程度の矯正期間がかかります。
部分矯正が適用可能な軽度な症例なら、数ヶ月~1年程度の矯正期間で終わります。
矯正期間と同じぐらいの期間、保定期間もある点に注意してください。
年齢が若く歯を動かしやすい、むし歯や歯周病の治療を済ませている、装置の装着時間をきちんと守れる、なども矯正期間の短縮に繋がりやすい要件です。
メインの矯正装置にオルソパルス(加速矯正治療)も併用することで、治療期間を大きく短縮することも可能です。
当院では、矯正歯科全般の知識・経験が豊富な「インビザライン矯正認定医」による「無料矯正相談」を行っております。
インビザラインとワイヤー矯正の矯正期間の違いや、治療期間を短縮する方法などについても詳しく解説させていただきますので、ご自身の歯の状態や理想的な歯並びになるまでにかかる矯正期間を具体的に知りたい方はお気軽にご相談ください。
ご予約は、お電話からも可能ですが、24時間Web予約からも受け付けております。