一般歯科
口腔外科のある田町駅前のクリニックが治療内容を紹介
24.09.21
カテゴリ:一般歯科
「口腔外科を行っている歯科医院を探している。」
「口腔外科ではどんな治療をしているのか知りたい。」
という方も多いでしょう。
口腔外科という言葉を聞くものの、実際どのような診療を行っているのか知らない人が多いのではないでしょうか。
今回は、プルチーノ歯科矯正歯科でも行っている口腔外科の治療について詳しく紹介していきたいと思います。
Contents
口腔外科ではどんな治療をするの?
口腔外科では、お口の中だけでなく顎や顔面も含めた症例を対象とする専門領域です。
一般歯科では、虫歯や歯周病など「歯」がメインとなる治療が中心ですが、口腔外科では骨や関節・粘膜までが治療の対象となります。
口腔外科では手術などの外科処置を行っており、口腔がんや顎の骨折なども取り扱います。入院が必要な大掛かりな手術は、総合病院などの口腔外科で行われます。
一般の診療所では、口腔外科のなかでも「親知らずの抜歯」「口内炎などの粘膜の病気」「嚢胞や腫瘍」「インプラント」「軽度の外傷」などを診ていきます。
また、口腔がんの疑いのあるケースがあれば、総合病院への紹介状などの手配も行っています。
虫歯の治療は口腔外科がなくても大丈夫?
通常の虫歯治療であれば、口腔外科を行っていない歯科医院でも問題ありません。
ただし、虫歯を長期間放置して、顎骨に炎症が起きてしまっている場合、切開して膿を取り除くなど口腔外科処置が必要になる場合があります。
もちろんそのような状態になるまで放置しないことが大切ですが、顎の骨にまで炎症が波及してしまった場合には、口腔外科領域の治療が必要になることも知っておきましょう。
また、虫歯が進行してしまった場合など、詰め物や被せ物のスペースを確保するために歯茎を切って骨のラインを整えることもあります。
歯が割れてしまった場合や、あまりにも虫歯が進行していた場合は治療方法として抜歯が適応になることもあります。
口腔外科で行う親知らずの抜歯
一般の歯科クリニックで行う口腔外科処置でもっとも多いのは「親知らずの抜歯」です。
親知らずの抜歯は、斜めに生えている場合や横向きになっている場合、また埋伏している場合があり、難抜歯になる症例が多いです。
親知らずの抜歯について、よくある質問を中心に解説していきましょう。
親知らずとはそもそも何?
親知らずは20歳前後で生えてくる第3大臼歯で、生まれつき無い人もいるので、全員があるわけではありません。
生えてくる時期が遅く、親の知らない間に生えてくることから「親知らず」と言われるようになったものです。
親知らずの有無は歯科医院でパノラマ写真という口腔全体のレントゲン写真を撮ると確認することができます。
真っ直ぐ生えてくる場合もありますが、斜めに生えていたり、半分埋まった状態で生えている状態になりやすく、トラブルを起こしやすい歯でもあります。
親知らずは必ず抜いた方が良いのか
親知らずは必ずしも抜く必要はありません。
親知らずが真っ直ぐに生えていて、反対側の歯としっかり噛み合っている場合には、抜く必要はありません。
次のようなケースでは抜歯をおすすめしています。
・痛みや腫れがある、また頻繁に痛みや腫れを引き起こしている
・歯並びに悪影響が出ている
・手前の歯の根を溶かしている
・手前の歯との間に虫歯を作っている
・腫瘍や嚢疱の原因になっている
また問題は起きていないけれど、将来的にトラブルを起こす可能性のある親知らずは、患者様の希望のタイミングで抜歯することをおすすめします。抜歯をせずにやり過ごすことができる場合もあります。
ただし人生の大事なタイミングで痛みや腫れなどのトラブルを起こす可能性があることを知っておくことが必要です。
例えば、「就職活動」「結婚式」「出産」「海外滞在中」などが挙げられます。
親知らずがあるままだと、大事なタイミングで痛みや腫れが起きてしまう可能性があります。
横向きや斜めに生えている親知らずや、半分埋まった状態の親知らずはトラブルが起こりやすいので、未然にトラブルを防ぐために抜歯することも視野に入れておくと良いでしょう。
口内炎で受診してもよいの?
口内炎などの粘膜の病気も口腔外科の治療領域です。
口内炎はよくできる粘膜の疾患なので、「口内炎くらいで受診しても良いのか?」と感じる方も多いですが、受診して大丈夫です。
実は口内炎から口腔がんが発見されるケースがあります。
頻度は多くないので、必要以上に怖がることはありませんが、同じ場所に何回も口内炎ができていたり、口内炎が大きくなってきた場合、口内炎の色が何かおかしいと感じた場合には注意が必要です。
念の為に歯科医院を受診することは何も問題ありませんので、口内炎など粘膜に異常を感じた場合には、受診するようにしましょう。
そこから精密な検査が必要だと判断された場合には、総合病院や大学病院などの口腔外科をご案内する形になります。
口腔外科で行われるインプラント治療とは
口腔外科治療には「インプラント治療」も挙げられます。
インプラント治療は近年急速に普及した歯科治療方法で、希望する患者様が増えています。施術を行うことのできる歯科医院も増えており、当院でもインプラント治療を数多く行っております。
インプラント治療は、歯を失った場合の治療方法の一つです。
顎の骨に直接、人工歯根を埋め込み、自分の歯根の代わりに使用できるようにします。
インプラント治療が行われるまでは、歯を失った場合には「入れ歯」か「ブリッジ」の選択肢しかありませんでした。
入れ歯は取り外し式になり、装着感や使用感に慣れずに煩わしさを感じる方も多く、若い方では抵抗のある方も多いのが現状です。
ブリッジは、橋渡しのようにした長い金属を入れることによって、失った歯の部分を補う治療ですが、土台となる歯を削らなくてはならず、使用中もその歯にかかる負担が大きくなってしまうというデメリットがあります。
これらの問題を解決し、独立した人工歯根にする治療がインプラント治療です。
プルチーノ歯科矯正歯科のインプラント治療のご案内
当院では、しっかりとよく噛むことができ、周囲の健康な歯に負担をかけないインプラント治療を行っています。
安全で確実なインプラント治療を行うために歯科用C Tやマイクロスコープなどの設備を導入しています。また、採得した資料からサージカルガイドと呼ばれる補助用の道具を作成することも可能です。これにより、綿密な治療計画と診査・診断が可能になっています。
骨の量や形態を正確に把握することができ、インプラントの埋入角度をシミュレーションすることができます。
インプラント治療を行う場合の半個室も整っており、清潔な空間と整った設備の中、安心してインプラント手術を受けることができます。
インプラントには3つの大きなメリットがあると考えています。
・しっかりとよく噛める
・自然で美しい仕上がり
・健康な歯を削る必要がない
患者様お一人お一人に合った治療プランをご提案しています。
現在の入れ歯に不満をお持ちの方、口元にコンプレックスを感じている方、口元を美しく整えたい方など、お気軽にご希望をご相談ください。
当院の診療内容のご案内
プルチーノ歯科矯正歯科では、口腔外科治療を行っています。
親知らずの抜歯からインプラント治療まで、口腔外科治療の設備が整っており、安心して治療を受けることができます。
またその他の診療も充実させており、虫歯や歯周病の治療を行う一般歯科診療・矯正歯科・小児歯科・予防歯科・審美歯科・ホワイトニングも行っています。患者様のお口の中を総合的に診ていくことができる歯科医院です。
お子様からご高齢の方まで、様々な年代の方が通える歯科医院です。
歯の痛みや歯並び、予防歯科、クリーニングなどご希望をお気軽にお伝えください。
休診の歯科医院が多い土曜や日曜祝日も診療していますので、ご希望のお時間を相談してご予約させていただきます。