三田駅すぐの田町の歯医者【プルチーノ歯科・矯正歯科東京】

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PMTC

【三田駅で歯周病治療】プルチーノ歯科東京院は予防~重度歯周病まで対応します

24.01.02

カテゴリ:PMTC一般歯科

歯を失う原因の1位は歯周病であることを知っていますか?

歯を失う原因の4割を占めており、特に40代から50代にかけて急激に進行するケースも多いため注意が必要です。

歯周病のリスクは歯を失うことだけではありません。心臓疾患や糖尿病などさまざまな病気の発症リスクも高まります。

今回は、歯周病の原因や進行度合いによる症状、プルチーノ歯科東京院の歯周病治療の内容などについて詳しく解説していきましょう。

自覚症状がほとんどないまま進行する病気なので、この記事で予防法や対処法を学んでくださいね。

歯周病とは?

歯周病とは、口内に生息する歯周病菌(細菌)が原因の感染症です。

歯周病菌は歯と歯肉の境目の溝(歯周ポケット)で繁殖し、歯肉や歯を支える骨(歯槽骨)などの歯周組織に炎症を起こします。

歯ぐきのみに炎症が起こる状態を「歯肉炎」、歯槽骨にまで炎症が広がった状態を「歯周炎」といいます。

歯周病の初期段階では自覚症状がほとんどなく、病状の発見が遅れやすいことから「サイレントキラー」と呼ばれています。

歯周病を放置すると、やがて歯槽骨が溶けて歯がグラグラし、最終的に抜け落ちてしまいます。

歯周病は日本人が歯を失う原因の第1位

歯周病は日本人が歯を失う原因の第1位で、年齢を重ねるごとにそのリスクが高くなります。

40代から50代にかけて急激に進行するケースも多いため、注意が必要です。(※)

年を重ねると歯ぐきが下がって歯が長く見える人が増えてきます.

歯周病によって歯周ポケットが深くなったり、歯周病が進行して歯槽骨が溶けたりすることが原因です。

※引用元:日本歯周病学会 歯周病を知っていますか?

歯周病の原因

歯周病の直接的な原因は、プラーク(歯垢)と歯石です。

プラークとは歯周病菌などの細菌の塊で、わずか1mmのプラークに1億個もの細菌が棲みついていると言われています。

プラークの段階なら歯磨きで取り除けますが、石灰化して歯石になると歯磨きでは除去できません。

歯石の表面はざらざらしており、また新たなプラークの温床になってしまいます。

歯周病の原因には、プラークや歯石のほかにも、生活習慣やストレス、免疫力の低下などさまざまな要因が関係しています。

歯ぎしりや悪い嚙み合わせが原因になることもあるため、歯ぐきに過度な負担をかけないことも重要です。

歯周病の進行と症状

歯周病は以下の5段階で進行していきます。

  • ①健康な状態
  • ②歯肉炎
  • ③軽度歯周炎
  • ④中度歯周炎
  • ⑤重度歯周炎

 

以下で、それぞれの段階の症状について詳しく解説していきましょう。

①健康な状態

健康な状態では、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)は1~2mmです。

②歯肉炎

歯肉炎は、歯周ポケットが2~3mm。

歯垢が溜まった状態を放置した結果、歯ぐきに赤みや違和感、出血などの炎症が起こっている状態です。

いずれも症状は軽く、痛みもありません。

歯肉炎の段階なら、正しい歯磨きによるセルフケアを徹底し、歯医者で歯垢や歯石を除去するケアを行えば、健康な歯肉を取り戻せます。

③軽度歯周炎

軽度歯周炎は、歯周ポケットが3~5mm。

歯ぐきの炎症が進み、歯槽骨や歯根膜などの歯周組織も破壊され始めます。

④中度歯周炎

中度歯周炎は、歯周ポケットが4~7mm。

炎症がさらに進み、歯槽骨の破壊が半分ぐらい進んで、歯ぐきに腫れや痛みを感じるほか、手で触ると歯のぐらつきが感じられます。

歯ぐきから膿が出たり、口臭が強くなったりすることもあります。

⑤重度歯周炎

重度歯周炎は、歯周ポケットが6mm以上。

歯槽骨が半分以上破壊され、歯がぐらぐらになり、食べ物を噛むのも困難になります。

ここまで進行すると、歯の根を支えられるだけの歯槽骨が溶けてしまい、やがて歯が自然に抜けてしまいます。

歯周病菌は身体全体に症状・病気を引き起こします

歯周病菌は、歯の周囲の歯周組織に炎症を起こすだけでなく、身体全体に症状・病気を引き起こすことがわかっています。

歯周病菌が歯ぐきの血管から全身の血管に入り、体の各所に送られるからです。

たとえば、歯周病菌が原因となる病気に以下のようなものがあります。

  • 糖尿病
  • 心臓疾患
  • 脳血管疾患
  • 骨粗鬆症
  • 誤嚥性肺炎

 

上記のほかにも、早産・低体重児出産や関節リウマチ、メタボリックシンドロームなどさまざまな病気との関連性が認められています。

糖尿病

糖尿病は、特に歯周病との関連性が指摘されている病気です。

歯周病にかかると、歯周病の炎症物質がインスリンの働きを阻害することで、血糖値が下がりにくくなり重症化しやすくなります。

心臓疾患

歯周病菌が歯肉の血管から全身に運ばれると、動脈の血管壁に炎症を起こし、動脈硬化の原因になります。

歯周病による動脈硬化が進行すると、その影響は心臓にも及びます。

心臓疾患はがんに次ぐ日本人の死因の第2位ですが、歯周病にかかっている人はそうではない人に比べて狭心症や心筋梗塞になるリスクが高いという研究結果が出ているのです。

脳血管疾患

歯周病菌の影響で動脈硬化が起こると、脳梗塞や脳出血のリスクも高まります。

脳出血は、動脈硬化によってもろくなった血管が破れて出血する病気です。

麻痺やしびれなどの神経症状を伴い、命にかかわるケースもあります。

骨粗鬆症

骨粗鬆症とは、骨の密度が低下して、全身の骨がもろくなる病気です。

骨粗鬆症が直接歯周病を引き起こすわけではありませんが、全身の骨がもろくなると、歯を支える歯槽骨ももろくなります。

誤嚥性肺炎

ご高齢の方に起こりやすい誤嚥性肺炎も、歯周病菌の感染で起こります。

誤嚥とは、食べ物や飲み物をを誤って飲み込み、気管や気管支、肺へ送られて送られてしまうことです。

このときに歯周病にかかっていると、肺に歯周病菌が感染して誤嚥性肺炎を引き起こします。

歯周病になりやすい人

歯周病になりやすいのは以下のような人です。

  • 歯磨きをあまりしない人
  • 歯ならびや噛み合わせに問題がある人
  • 免疫力が低下している人
  • 煙草を吸う人

 

以下で、詳しく解説します。

歯磨きをあまりしない人

歯みがきをあまりしない、または歯磨きをしていても上手く磨けていない人は、口内にプラークや歯石が溜まりやすく、歯周病の発症のリスクも高くなります。

歯ならびや噛み合わせに問題がある人

歯ならびが悪いと、歯ブラシが隅々まで行き届きにくく、プラークが残りやすくなります、

また、噛み合わせが悪い人は特定の歯や歯ぐきに過度な負担がかかるため、歯周病にかかりやすくなる傾向があります。

免疫力が低下している人

歯周病には、免疫力の低下も関係があります。

疲れやストレスが溜まっている状態が続くと、免疫力が低下して歯周病にかかりやすくなります。

煙草を吸う人

歯周病には生活習慣が深く関係しており、中でも一番のリスクとされているのが「喫煙」です。

煙草のニコチンや一酸化炭素は毛細血管を収縮させるため歯肉の血行が悪化し、さらに歯肉の免疫力も低下して歯周病にかかりやすくなります。

喫煙者と非喫煙者を比較した調査によると、喫煙者の方が歯周病の発症率が高く、中度~重度の割合も多いという結果も出ています。

歯周病セルフチェック

歯周病の疑いがあるかどうかは、以下のチェック表で確認できます。

一つでも当てはまるものがあれば、歯周病の疑いがあります。早めに歯医者を受診しましょう。

  • □歯ぐきが赤く腫れている
  • □朝起きたとき、お口の中がネバネバする
  • □歯をみがくと歯ぐきから出血する
  • □歯ぐきにかゆみや痛みを感じることがある
  • □固いものが噛みにくい
  • □歯が長くなった(歯ぐきが下がった)
  • □歯がグラグラする
  • □冷たいものが歯にしみる
  • □歯と歯の間に食べ物が挟まるようになった
  • □口臭を指摘されることがある

 

歯周病の有無がわかるプロービング検査


歯周病は自覚症状があまりないため、気が付いたら重症化している病気です。

しかし歯周病にかかっているかどうかは、歯医者での検査で簡単にわかります。

検査では「ポケットプローブ」という目盛りの付いた深針で、歯周ポケットの深さを計ります。炎症がなければ痛みはほとんど感じません。

歯周ポケットの深さが3~5mmの場合は「歯肉炎」と診断され、以下の「歯周基本治療」が必要です。

そのほかにも、ピンセットで歯のぐらつき具合を調べたり、エックス線検査で歯槽骨の状態を撮影したりすることも重要です。

歯周基本治療

歯周病の治療として、まず歯周病の原因となるプラーク(歯垢)や歯石を取り除く『歯周基本治療』を行います。患者さんご自身が行う「セルフケア(ブラッシング)」と歯医者が行う「プロフェッショナルケア(スケーリング・ルートプレーニング)」をセットとして進めていきます。

『歯周基本治療』は、軽度の歯肉炎から重度の歯周炎まで共通する治療です。歯肉炎や軽度歯周炎なら上記の2つのケアで治ることもあります。

セルフケア(ブラッシング)

毎日の歯磨きで、歯や歯周ポケットに付着したプラークを取り除くプラークコントロールを行います。

歯ブラシだけでなく、歯間の汚れにはフロスも活用しましょう。フッ素付きのものがベストですが、ワックス付きのものも使いやすいです。

奥歯や歯ブラシが届きにくい場所には、ワンタフトブラシがおすすめです。

プロフェッショナルケア(スケーリング・ルートプレーニング)

スケーリングとは、ハンドスケーラーや超音波スケーラーを用いて歯に付着したプラークや歯石を除去する治療です。

歯石が歯肉の下まで入り込んでいる場合は、スケーリングに加えて「ルートプレーニング」も行います。

ルートプレーニングとは、歯周ポケットの奥に付着した歯石を取り除き、歯根面を滑らかで清潔な状態に整える治療です。

スケーリングやルートプレーニングで可能な限り歯石を除去すると、口腔内の歯周病菌も減らすことができます。

その結果、歯ぐきの赤みや腫れ、出血などの改善が期待できます。

歯周外科治療

スケーリングやルートプレーニングで歯周病の原因が取り除けず、病状が改善されない場合は、歯周外科治療(フラップ手術)が必要になります。

深い歯周ポケットがある部位に麻酔をかけて、メスで歯肉を切開してはがし、歯周ポケットの奥のプラークや歯石をスケーリングやルートプレーニングで取り除きます。切り開いた歯ぐきは糸で縫合し、7~10日後に抜糸します。

手術後は歯周ポケットが浅くなり、歯肉は引き締まってピンク色の健康な状態への改善が期待できます。

改善が確認できたら、定期的なメンテナンス(検査とクリーニング)を行います。

歯周組織再生療法

フラップ手術は歯肉の奥にたまったプラークや歯石を取り除くことが可能ですが、歯槽骨は再生しないため、歯肉が下がってしまうのがデメリットです。

そこで近年、歯周病によって失われた歯槽骨を含めた組織を再生させる「歯周組織再生療法」が急速に普及してきました。

代表的なものに、組織再生誘導法(GTR法)、骨移植、エナメル マトリックスデリバティブ(EMD)の使用などがあります。

組織再生誘導法(GTR法) 歯と歯肉の間にGTR膜という特殊な膜を挟んで縫合することで、新たな歯周組織の再生を促す方法
骨移植 歯周病で骨を失った部位に、患者さんご自身の骨や人工骨を移植することで、新たな骨の再生を促す方法
ナメル マトリックスデリバティブ(EMD)の使用 豚の歯胚組織から作られた特殊なタンパク質を歯を失った個所に適用して歯周組織の再生を促す方法

 

失われた歯槽骨を回復させることで、通常ならグラグラして抜歯しかないとされた歯でも残せる可能性が高まります。

歯周病はアフターメンテナンスが必要です

歯周病は、治療が終わったからといって安心できるものではありません。

適切なアフターケアを怠るといずれ再発するため、徹底したプラークコントロールを継続的に行うことが大事です。

歯磨きなどのセルフケアはもちろん、歯医者での定期検診・歯のクリーニングも不可欠です。

当院のPMTCやGBT(プロによる歯のクリーニング)は、プラークや歯石を除去し、歯周病を予防する効果があります。

田町駅直結の歯医者|プルチーノ歯科東京院の歯のクリーニング(PMTCとGBT)と予防歯科の内容は?

まとめ:歯周病治療は当院にお任せください

歯周病は、重症化するまで無症状なことが多く、早期発見・早期治療が肝となります。

当院では、予防歯科はもちろん、軽度から重度までさまざまな歯周病の治療を行っております。

個々の患者さんに合った治療法をご提案させていただきますので、歯周病にお悩みの方や歯を常に清潔な状態に保ちたい方はぜひ当院にご相談ください。

また、当院では透明なマウスピース矯正「インビザライン」を行っております。

歯並びが良くなることで清掃性が高まり、むし歯や歯周病になりにくくなります。

ご予約はお電話からはもちろん、24時間WEB予約からも受け付けております。

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
詳しくはスタッフ紹介のページをご覧ください。

医院へのアクセス・診療時間については各医院のHPをご覧ください。

プルチーノ歯科・矯正歯科 名古屋院
プルチーノ歯科・矯正歯科 神宮前院
プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院
プルチーノ歯科・矯正歯科 東京院

公的医療保険が適用されない自由診療について
インプラント治療

インプラント治療とは、歯を失った箇所に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着して補う治療法です。これまでの入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと咬める歯を取り戻す治療法です。健康な歯を削ることなく治療することも可能です。プルチーノ 歯科・矯正歯科 東京では、事前の診査・診断、治療計画をしっかりと行い、安全に配慮したインプラント治療を行っております。インプラントに関するお悩みなどございましたらいつでもお気軽にご相談ください。

施術の価格
インプラント埋入施術 350,000円(税込385,000円)~500,000円(税込550,000円)
(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
インプラント治療は外科治療を伴うため、術後の痛み・腫れや出血などが発生する場合があります。ほとんどの場合は時間の経過とともに症状が改善します。施術の際、静脈内鎮静麻酔を行う場合は一時的にふらつきが生じることがあります。手術中にドリルやインプラント体が神経や血管を傷つけることがあると、神経麻痺や大量出血する危険性があります。これは治療前の精密な診査によって神経や血管の位置を正確に把握することで回避することができます。インプラントも歯と同様に術後のメインテナンスは必須です。
審美治療

セラミック製の⼈⼯⻭を⽤いて⻭の⽋損した部位を補ったり⻭列を整えたり、特殊な薬剤やライトを使⽤して⻭を漂⽩するなどして、美しい⼝元をつくります。

施術の価格
セラミック治療 80,000円(税込88,000円)〜170,000円(税込187,000円)
ホワイトニング 15,000円(税込16,500円)〜72,000円(税込79,200円)
(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
  • 【ホワイトニング】
    ホワイトニング剤の刺激により、施術中あるいは施術後に冷たいものが⻭にしみる知覚過敏症状をともなうことがあります。
  • 【セラミック治療】
    ⻭を削ることとなります。また場合によっては、治療箇所周囲の健康な⻭を削ることもございます。⻭を削ることで痛み・しみ・知覚過敏が起こることsがあります。被せ物や詰め物は経年劣化する場合があります。
インビザラインを用いた矯正治療
施術の価格
¥770,000(税抜:¥700,000)~¥1,210,000 (税抜:¥1,100,000)
(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用

全ての医療と同様に歯科矯正治療にも潜在的なリスク・副作用があることをご理解ください。
※すべてのリスクや副作用が生じるわけではありません。

  • ・最初は矯正装置の装着による不快感や痛み等が生じることがあります。
  • ・歯の動き方には個人差があるため、当初予想されていた治療期間より延長する可能性があります。
  • ・矯正治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病の罹患リスクが高まります。そのため、丁寧な歯磨きや、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
  • ・歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることが稀にあります。また、歯ぐきがやせてラインが下がることがあります。
  • ・ごく稀に歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ・ごく稀に歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • ・矯正治療中は咬み合わせが変化することで、一時的に顎関節に負担がかかり「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • ・様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • ・歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  • ・何らかの要因で矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • ・矯正装置を外す際に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • ・矯正装置が外れた後も、保定装置を指示通りに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • ・装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療 (修復物)などをやり直す可能性があります。
  • ・あごの成長発育によってかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • ・矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
⻭列矯正⽤咬合誘導装置(プレオルソ)について

歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)は、歯を直接的に動かす一般的な矯正ではなく、お口周りの筋機能(口腔周囲筋)を鍛える治療です。マウスピースを装着して、顎骨の成長を阻害する口呼吸や舌の位置を正常に補正し、永久歯がきれいに生えるスペースを確保することによって、将来的な歯並び、咬み合わせを良い方向へ導きます。

施術の価格
  • プレオルソ&MFT治療による⼀期治療 ¥440,000
  • インビザラインファースト+ プレオルソ(6-10歳)
    ⼀期治療 ¥550,000
  • インビザラインファースト+ プレオルソ(6-10歳)
    ⼆期治療 ¥330,000
施術のリスク・副作用

全ての医療と同様に歯科矯正治療にも潜在的なリスク・副作用があることをご理解ください。
※すべてのリスクや副作用が生じるわけではありません。

  • ・最初は矯正装置の装着による不快感や痛み等が⽣じることがあります。
  • ・⻭の動き⽅には個⼈差があるため、当初予想されていた治療期間より延⻑する可能性があります。
  • ・矯正治療中は、装置が付いているため⻭が磨きにくくなります。むし⻭や⻭周病の罹患リスクが⾼まります。そのため、丁寧な⻭磨きや、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
  • ・⻭を動かすことにより⻭根が吸収して短くなることが稀にあります。また、⻭ぐきがやせてラインが下がることがあります。
  • ・ごく稀に⻭が⾻と癒着していて⻭が動かないことがあります。
  • ・ごく稀に⻭を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • ・矯正治療中は咬み合わせが変化することで、⼀時的に顎関節に負担がかかり「顎関節で⾳が鳴る、あごが痛い、⼝が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • ・様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • ・⻭の形を修正したり、咬み合わせの微調整を⾏ったりする可能性があります。
  • ・何らかの要因で矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • ・矯正装置を外す際に、エナメル質に微⼩な⻲裂が⼊る可能性や、被せ物(補綴物)の⼀部が破損する可能性があります。
  • ・矯正装置が外れた後も、保定装置を指⽰通りに使⽤しないと後戻りが⽣じる可能性が⾼くなります。
  • ・装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし⻭の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
  • ・あごの成⻑発育によってかみ合わせや⻭並びが変化する可能性があります。
  • ・矯正⻭科治療は、⼀度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
薬機法において承認されていない
医療機器を用いた治療について

当院では、医薬品医療機器等法(薬機法)において承認されていない医療機器を用いた治療 である「インビザライン・システムを用いた矯正治療」を行っています。
未承認医薬品・医療機器(以下、「未承認医薬品等」とする)について、当サイト内で治療法等を記載するため、厚生労働省が定める医療広告ガイドラインに従い、「未承認医薬品等であること」「入手経路等」「国内の承認医薬品等の有無」「諸外国における安全性等に係る情報」について掲載いたします。

未承認医薬品であること

当院の歯列矯正にて使用しているマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、海外の工場で製作されるため、薬機法における医療機器として承認されておらず、また歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。

国内で作製されるものであっても、患者様ごとにつくられるカスタムメイド品のため、薬機法の対象外となり、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。

国内の承認医薬品等の有無
日本国内にも、マウスピース型カスタムメイド矯正装置を作製しているメーカーがあります。当院が使用しているマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)以外に、日本で承認を得ている矯正装置を使った治療法があります。
入手経路等
当院が治療に用いるマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。
諸外国における安全性等に係る情報
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。
2020年10月現在までで、世界100ヶ国以上の国々、900万人をこえる患者様が矯正治療を行いましたが、重大な副作用の報告はありません。